NPO法人
ゼファー池袋まちづくり

News&Rport お知らせ・活動報告

「戦後池袋―ヤミ市から自由文化都市へ―」に行ってきました。(前編)

2015.01.25

池袋学

先日、ブログ上で告知しました「池袋=自由都市プロジェクト」のイベントに行って参りました。西口公園では音楽イベント、東京芸術劇場では特別展示が催されており、大変盛況でした。

001

まずは9月18日㈮から19日㈯、池袋西口公園ステージ開催された「池袋昭和懐メロステージ」の様子です。昭和歌謡やオールディーズを中心に色あせないポピュラーミュージックを若者からシニアまで、様々なグループが演奏していました。若手のミュージシャンは昭和の名曲を各々の解釈でポップスにアレンジしていましたが、やはり不朽のメロディは形を変えても素晴らしい。世代を越えて歌い継がれることでしょう。

シンガーのErikoさんの歌う昭和歌謡はその若さを感じさせない円熟っぷり。その歌唱力に圧倒されました。司会の加藤貴之さんのトークも軽妙で場内は笑いが耐えませんでした。本業はミュージシャンかつボクサーとのことですが、実はコメディアンなのでは(笑)?

写真はテンガロンハットが決まっている2日目大トリの「加藤町会長バンド」。演じるカントリーミュージックは文字通り郷土愛に満ちていました。メンバー同士の仲の良さに心温まりましたね!

029

9月20日㈰は同ステージにて「池袋昭和歌謡のど自慢2015」が開催されました。事前の審査で選ばれた老若男女80名の「ノドにおぼえあり」なカラオケの達人たちが競い合う熱気が、会場に溢れかえらんばかり!日曜日ということもあり、ステージ前方の椅子はもちろんのこと、テーブルも満席で立ち見のお客さんもいらっしゃるほど。筆者も席を確保するのに苦労しました。

上の写真は『岸壁の母』を歌った大澤郁子さん。第二次世界大戦後、引揚船で帰ってくるであろう息子への想いを書いた曲、胸に沁みました。下の写真は『聖母たちのララバイ』見事優勝を勝ち取った高山侑土くん。その小さな身体からは信じられないほどパワフルな歌声と、仕事に疲れた男性を優しく包む女性の気持ちを、その年齢(おそらく9歳か10歳でしょうか)で表現していたことには驚かされました。ちょっと音楽にはウルサイ私ですが、優勝は彼に間違いないと思っていました。今後の成長が非常に楽しみです。おめでとうございます。

097

イベントの詳しい結果はこちらよりどうぞ。

「池袋西口ホッピー祭り」と芸術劇場での特別展示の様子は後編で!

TOP