1/28 大久保農園報告 東京より雪が少ない
2018.01.28
大久保農園
東京から川越くらいまで残雪が多かったのですが、東松山から熊谷方面は雪があまり残っていませんでした。
4年前の大雪では3週間畑に辿り着けず、作業が大幅に遅れたことを思い出すと、今回は日の当る畑は残雪がほとんど無しの状態で幸運でした。
先週堆肥撒きも済んでおり、気持ちにゆとりがありました。
西口駅前から持って来たネットトピアリーをハートトピアリーの場所に植えました。
根が張っておらず、再生できるかは分りませんが、ここは大久保農園の中でも最も日当たりの良い場所。生き返って欲しい。
冷静に考えてみると、大久保農園は決して日当たりが良いとはいえません。
雪の残っているいる部分は日陰になる部分です。
北東西が木に被われているので冬はどうしても日当たりが悪い。
先週堆肥撒きした野原畑ですが、周辺は雪が残っていないのにここだけ残っています。
耕耘して地温が下がったのかもしれません。
今日のメイン作業は樹木の剪定と肥料撒きでした。
栗、サクランボ、ミカン、柿、他果樹が沢山有り回りを掘って堆肥と肥料を埋めました。
冬の間にする重要な作業です。
雪がないとこの季節は様々な作業がこなせます。
この木が邪魔なんだよな~と言っていたら、アイポイントの誇る2職人がサッサと切り倒しました。
チェーンソーがあるとはいえ、慣れないと結構大変な作業です。
この木の名前が分らないのですが、何の役にも立たず生長が早くて回りを被ってしまう。
ただ堅いので材木には良さそう。
手前の栗の木(ぽろたん)がこれで生長できそうです。
これがハンマーナイフモアの爪です。
この爪が高速回転して雑草を粉々に切っていきます。
爪が丸くなった部分はすり減ってしまった部分です。
これを前後逆さまに付け直すともう一度使えます。
今日はFURUTさんが爪の付け替え作業をしてくれました。
これで雑草の切れ味が新品並みに良くなります。
回しているところです。
この機械は草払い機の十倍以上の作業効率があるし、楽に作業できます。
保存してあるサトイモを掘ってもらいました。
2月3日の社会貢献活動見本市で展示するためです。
数年菜の花を飾っていたのですが、まだ咲いていないので今年は無理になりました。
昨年新種として販売されたながさき黄金というジャガイモです。
インカのめざめの風味で多収で病気にも強いとのこと。
インカのめざめは美味しいのですが、小粒だし収穫量は極端に少ないので高いのは当然。
種芋として買ったつもりが、食用でした。
新種種がそんなに簡単に手に入るわけ無いと思ってはいましたけど…浅はかでした。
ジャガイモの栽培に関しては日本は厳しく規制しています。種芋用しか植えられないことになっています。
ウィルス感染を防ぐためです。
食用用で栽培は可能ですが、販売はできません。
食べるしかないですよね。
久々にピザ焼きをしました。
暖をとるためにただ薪を燃やすのはもったいない。
ピザは美味しくても、料理してしまうとジャガイモの味が今ひとつ分らない。
FURUTさんが冷蔵庫に保存しておいたインカのめざめを焼いて食べくらべました。
ながさき黄金は普通に美味しいのですが、寝かしたインカのめざめとは比べものにならない。
甘くて美味しい。
5℃、湿度90で保存すると美味しくなると言われていますが自然の中では雪穴しかありません。
冷蔵庫で野菜室に入れておけばそれに近くなります。
米用保存冷蔵庫が売っていますが、温度湿度が調節できてこれならジャガイモも可能?
FURUTさんが以前から欲しがっていますが、高い!
でもここまで美味しいと私も欲しくなりました。
昨年2本柿の木を植えましたが雑草にお隠れて2本と切られてしまいました。
再チャレンジです。
植えた場所は文殊第一畑の土手下ですので、今度は大丈夫でしょう。
10年後くらいには美味しい柿が食べられます。
高齢スタッフはこれが食べられるように健康でいて下さいね。
今日は地主4名に地代を支払いに行きました。
1年1回しかお目にかからない方が多いのですが、ご高齢にかかわらずみな様お元気です。
今回栗畑が正式に増えました。
参加者: RSSC2名(NAMIK、IWAKU)、TUSIM、FURUT、MOROZU、UME、I の7名