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ゼファー池袋まちづくり

News&Rport お知らせ・活動報告

9/26 大久保農園報告  ダイコン何とかセーフ

2010.09.28

大久保農園


早めの手入れが大事。
それに真剣度が当然のごとく必要だ。

9月12日に種蒔きしたこどもエコ体験隊のダイコンにまだハスモンヨトウが付いているものの、何とか生長する見通しです。
19日の農薬、22日の捕殺、そして今日の農薬撒きと捕殺で相当押さえられると思います。
農園に来ている方々は本当に真剣。

ダイコンは芽の出てこなかった場所や食われてしまった場所も種を植え直してくれました。
雨も降っているし、気温も植物には最適で、来週ハスモンヨウトウの捕殺をすれば何とか危機を脱せると思います。

(まだハスモンヨトウがダイコンを食っています。)

ただ、里芋はどうしようもない。
今日も残っていた葉や茎を切り燃やしました。
早くせん滅しないとあらゆる植物に影響を及ぼしてしまう。
MOROZさんが聞いたところ、ハスモンヨト緑は何でも食べてしまうという。
里芋の茎、トウガラシ、ネギ、雑草まで付いている。
若い幼虫にしか農薬が効かず、大きくなった老齢幼虫は全く死なない。

(ハスモンヨトウの付いた里芋の葉と茎を燃やす。)

NHKテレビで枝豆に4回農薬を撒いても全滅にされたとの報道があったらしい。
かわいそうというか、私たちが本当に農家でなくて良かったと感じてしまいます。

大久保農園の人もみんな強くなりました。
ハサミで切る。とくにURY奥さん強いですね。
ネギの中に入り込んだハスモンヨトウを徹底して殺しています。

長ネギの間にアフリカンマリーゴールドを大量に植えてありました。
ココにもダイコンを植えた小さい畑にも緑肥兼殺虫効果を狙いスキ込んでおいたのに、防波堤にはなり得ず。
ネギはせいぜいアブラムシくらいしか虫は付かないのに、ハスモンヨトウって葉に穴を開けて入り込む最強害虫だ。

それにしても何とも情けない景色なことか。
本来であるなら、背丈くらいの里芋が一面覆い繁り、里芋トンネルを潜りながら土寄せをしているはず。

葉を刈ってもハスモンヨトウはすぐ落ちてしまう。生きすべを知っている。ナノクロムシもそうだったが。

でもそんな作業をしている間、今日はトンボ、カエル、野ウサギまで出て自然の良さも感じました。

里芋の茎に付くニホンアマガエル。調べたらどこにでもいるカエルらしい。
でも大久保農園でははじめてみました。
アオガエルだと思うのですが、大塚畑にたくさんいました。
ヒキガエルは以前たくさんいたのですが、今年は一匹も見ていません。

逃げないくせにカメラを近づけると顔を背ける。その仕草がなんか可愛いです。

鳥も極端に少ない様に感じます。天敵が少ないこともハスモンヨトウが増えた理由なのでしょうか。
農薬を撒きすぎると天敵まで死ぬので、かえって害虫が増えると言う話しも聞きました。
たた大久保農園ではほとんど農薬は撒かないし、今年に限っては猛暑と日照りが一番の原因と思われます。

AKAHさんが野ウサギを捕まえました。まだ子どものようです。
畑にウサギの足跡はたくさん付いているので、出ているのは分かりますが、私もはじめて見ることが出来ました。

勿論逃がしました。

こんなにのどかな感じなのに、現実はかなり厳しいです。

朝はハイエースでふくろ祭りの荷物運び。夜は再び戻って片付け。忙しい一日でした。
私はどこでも運転手付き荷物運びとして使い勝手がイイのでしょうか。
参加者: NISIY、AKAH、MOROZ、URY夫妻、I の6名。

【余談】
今朝、東口の某百貨店に注文しておいたちびっ子縁日金魚すくい用金魚を二人で取りに行きました。
車寄せにハイエースを着けるとガードマンにあからさまにイヤな顔をされて業者は止められないと言われました。
昨日はマネージャーのような人が血相変えて飛び出てきた。理由を告げても少しでも止まるならココにと、ほぼ命令口調。
確かに私たちはハイエースに職人の様。
毎年2千匹くらいの金魚を買っていても(金額は大したことないですけど)、ベンツ(?)並でないと百貨店の車寄せには行ってはいけませんよ。

ある人から忠告・・・サングラスをして闊歩すれば大丈夫と。

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