8/29 大久保農園報告 このままじゃ日照りだ!
2010.08.30
大久保農園
「降れば病気、照れば虫」なんて言い方があるそうです。
キチョウが2匹ヒラヒラ飛んで来て地面に留まる。
何度でも同じ場所に来るので待ち構えて写真を撮りました。
何でここに来るのか分からなかったのですが、写真をアップして理解できました。
ちゃんと蜜を吸う口(何て言うのでしょうか)を地面に刺しています。
ここは少し前SYOUNOSUK君が水撒きをしたところです。
水分補給に来ているようです。
片や里芋はアブラムシ、ハスモンヨトウ、セスジスズメ蛾のイモムシにやられ放題になってきました。
キチョウの幼虫がどんなものかは知りませんが、アオムシはモンシロチョウの幼虫だから、蝶々や蛾に狙われていることになります。
里芋は例年より虫が多い。
雨が降らないから一面里芋が植わっている大久保農園は狙われているのでしょうか。
(ハスモンヨトウに食い尽くされる里芋の葉)
(完全に食い尽くされると葉は枯れてしまいます。)
以前にアブラムシ退治にマラソン乳剤を使ったのですが、古い農薬で効き目が悪いのだそうです。
このままでは全滅の危機なので、園芸店に聞いてトレボンという農薬を撒くことにしました。
マラソンは500ミリリットル880円に対してトレボンは4480円と相当お高い薬です。
(これはセスジスズメ蛾の幼虫で10センチ近くあります。これもすごい数います。)
里芋は背丈以上に育ち、虫だらけだと進んで農薬を撒く人はいません。当然でしょうけど。
仕方なく私一人で1/3くらい撒きました。後は来週です。
先週農薬撒きロボットはないかと話題になりましたが、本当に欲しい。
例年ほとんど農薬を撒かずに出来た里芋も、今年に限っては全く無理のようです。
熊谷周辺は暑いのはともかく日照り状態。しばらく雨が降りません。
山沿いはかなり降っているようですが、平野部には降らない。
8月14日MOROZUさんがカブの種を蒔き、順調に芽が育っていたのですが、今日見たら全滅です。
明らかに水不足。
まだ根が張っていないから雨なしでは耐えきれなかったようです。
初めて経験しました。
植物も虫も人間も、今年はせめぎ合って必死に生きている感じがします。
今日はFURUTさんが今年初めての流しそうめんをしました。
でも、今ひとつ盛り上がらない。
男ばっかりで人数も少なく、誰も美味しそうに食べていませんでした。
ショウガ、ミョウガ、長ネギが畑にあるのに汁だけで食べていました。(さすが途中、薬味で出されましたが。)
こういうのは喜んでくれる人がいないとつまらないということですね。
TUNEMAさんは喜んで頂けましたか?
(途中でショウガ、長ネギ、ミョウガが出され、脇役の大切さを味わいました。)
竹の先は畑に向かう。
流しそうめんをしながら、畑に水やりです。
今日は半日里芋に水を流しっぱなしにしました。OOさん水道代が高くなりますので・・・。
最後に出来たスイカをtべました。
先週7,8個残したスイカでしたが、1個残して全部食べられてしまいました。
しかも僅かな皮だけ残し、見事にきれいになくなっています。
URYさんがカラスよけの糸を巻き、上にネットまで張って置いたのに、多分小動物が食べ、残りを虫が平らげたのでしょう。
糖度計でまた計り12度と言いたかったのですが、写真判定はやはり11度。でも美味しさは格別でした。
来年のスイカ作りが楽しみです。URYさんよろしくお願いいたします。
参加者: TUNEMA、SYONOSUK、FURUT、MOROZ、URY、I の6名。