モザイカルチャー見学会報告B
2009.11.07
環境の緑化と美化
モザイ君です。↑
いくつもの花や緑を組み合わせ、その色合いや特性を生かしながらモザイク状・幾何学上に配置し、形を作り上げた作品を「モザイカルチャー」と呼びます。(公式ガイドブックより)
モザイカルチャーは素晴らしいのですが、私には浜松市の環境や緑化に対しての取り組み姿勢がすごいと思います。
浜松駅を出るとこの「風と波」をテーマにしたモザイカルチャーが出迎えます。
駅の通路を出ると駅舎は壁面緑化されています。
何気に見てしまいますが、これを手がけることは凄いことなんです。
何が凄いか、上手く説明できませんが、都会のコンクリートが緑に変わります。
この壁面は30センチくらいのマス目状になっていて、その中に土の代わりにスポンジ状のものにくるまれた草が入っています。
木で覆ってしまうとか、ツタ状の草を生やすかすれば簡単にできますが、これって相当お金と手間がかかります。もちろん潅水装置が付いています。
モザイカルチャーと同じように手を掛ければアートになります。
以前にも書きましたが、浜松駅を見ている限りでは行政、企業、市民が一体となってまちを盛り上げているようです。
プランターには小さな企業名の入ったプレートが付いており、企業の社会貢献PRになっています。
企業は5万円くらいの資金を出しているそうです。中には500万円も出した企業もあると聞きました。
これがモザイカルチャー世界博だけで終わらなければ素晴らしい都市と言えるでしょう。
さて、見学会は動物園正門から入ってモザイカルチャー世界博推進課長石川さんから説明を受けました。
宮城県の作品マガンの前で、景気が悪いときに、とにかくやれば何とかなるというこの地の言葉(忘れました)で開催にこぎ着けたと話す石川さん。
ガールスカウトの作品。
地球の下の方も手が込んでいます。↓
浜松農協のマスコット「とぴあファミリー」です。↓
(つづく)