NPO法人
ゼファー池袋まちづくり

News&Rport お知らせ・活動報告

10/4 エコ体験隊ダイコン間引き

2009.10.06

大久保農園



雨続きでしたが4日はポッカリ晴れ。
今日はエコ体験隊が9月6日に種蒔きしたダイコンの間引き作業です。


ちょうど間引きしやすい大きさに育ち、間引いた小さいダイコンも食べられます。
ところが、順調に育っていたはずのエコ隊ダイコンですが、虫がやたらに多い。
カブラハバチまたはナノクロムシ(菜の黒虫)と言われる真っ黒なイモムシ。
触るとコロッと落ちで死んだ振りをします。



アオムシ他名前の分からない害虫がかなり付いていました。
無農薬だから仕方ないとは言え、捕殺じゃ間に合いません。
経験的には葉の生長が食害より勝って、立派なダイコンになるのですが、まだ小さいうちにやられるとどうしようもありません。


その他新芽を切られるのはネキリムシらしい。これは芽の芯を切られるので育たない。
毎年同じ繰り返しなのですが、早めに植えたものがムシにやられます。



(無心に間引きしている子どもたち・・・ 可愛いです。)

無農薬でできれば良いに決まっていますが、こんな状況を目の前にすると最初だけでも農薬を撒いた方が良いのではと感じます。
家庭菜園の無農薬が害虫を増やし、農家に迷惑を掛けていると言われます。農家として生計をたてている人にはその通りかもしれません。

それはさておき、今日はエコ隊の間引きで30名くらいの参加でした。
土曜日の運動会が日曜に順延になって参加できない小学校もあったようです。


 

(こんなお父さんと息子の姿を見ていると・・・ イイなぁ~! )


毎回思うのですが、子どもたちも親もみんな楽しそうなのが私たちにとっても実に嬉しいですね。
野菜より虫取りに熱中する姿も実にいい。
虫かごにカマキリやバッタがいっぱい。




最近整備されすぎて少なくなったカエルも捕まえていました。


 


間引きをした後は里芋の収穫をしました。
ダイコン収穫の11月に里芋も収穫しようと思っていたのですが、里芋の生長度合いがいいので、早めの収穫にしました。
この里芋は春のジャガイモエコ体験隊が植えたものです。


 


関東地方で栽培されている土垂れ(どだれ)という種類で大きく柔らかく実に美味しい里芋です。
多分みなさん里芋の根を掘ったのは初めてだと思います。


 


 マリーゴールドの株が大きく育ってきれいでした。
野菜だけでなく、ちょっと花があるといいものです。
マリーゴールドは殺虫作用もあり(キク科で鋤込むと効果があるという)、見た目にもいい。



このダイコンが後1ヶ月で収穫できるだけに育つでしょうか。
本当は1ヶ月半欲しいですね。
エコ隊の収穫は11月8日。15日がダイコンを使ったエコクッキングと続きます。



参加者; エコ体験隊及び豊島区で約30名、スタッフ6名(MORO、YOSIHAR、SYOUNOSUK、URY、OO、I )


収穫したばかり里芋で芋煮をしました。すごく美味しかったです。
 

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