広葉樹の森、林野庁が混植事業開始。宮脇方式です。
2009.07.13
その他
7月11日(土)朝日新聞夕刊に横浜国立大学名誉教授が提唱し実践している森づくりを、林野庁が事業として乗り出したとの記事が載りました。
豊島区も今年4月から5月にかけて、「学校の森」を作ろうと公立小中学校に1万本の植樹をしました。
これは宮脇昭氏の指導によるものです。
豊島区は、場所を変えながらも毎年1万本の植樹をして、10万本を植えようとする野心的な計画をしています。
学校の森植樹はあまりにも狭い場所に密に植えるため、反対意見も多かったのですが、植えてみたらみんな大喜びで大成功でした。
いよいよ国が宮脇方式を取り入れるということで、杉や檜の植林から広葉樹の植林へとやっと転換されることになるのでしょうか。楽しみになりました。
豊島区も緑豊かな地域に、少しずつでも歩んでいきましょう。
宮脇さんの生態系論と、環境にも配慮するようになった林野庁の“利害”が時代の風のなかで一致した。「生きている間に、こんな森づくりが国有林で始まるとは思わなかった」と宮脇さん。森本来の力を借り、産業にも環境にも役立つ森づくりが成功するか。第2、第3の挑戦に向けてゆっくり、しっかりと森の時計の針が回り始めた。(新聞記事より)