「学校の森」植樹祭 4/28
2009.04.29
その他
「よくここまで漕ぎ着けたなぁ」というのが一番の感想です。
豊島区の公立小中学校に1万本の苗木を植え、いのちの森を作るという計画です。
横浜国立大学名誉教授の宮脇昭さんが提唱し、世界に3000万本の苗木を植えてきた実績はすごい説得力があります。
(宮脇先生はみんなの人気者。)
とても81歳とは思えないパワーでした。
(植え方を教える宮脇先生。隣は高野区長。)
でも、1uに4,5本も植えて大きくなったらどうするのか?
そんな密植はおかしい。
今でも学校には木が沢山植わっているのに、今さら植える場所はない・・・等々の反対意見が多く出た中で、やっとコンセンサスを得ての実施でした。
(生徒と一緒に植え始め。ひとり1本で順番に植えました。)
宮脇昭先生は58年の実績があるわけですから、常識を越えた背景があります。
鎮守の森はいのちを守る、本来土地にあった木を植える、植物同士の競争で強くなる等々、豊成小学校生徒の前で話す姿は迫力満点。
(ほぼ植え終わりました。この後ワラを敷きます。)
シイ、カシ、タブの木を中心にその木の名前を生徒に3回言わせて覚えてもらう。
説得力があったのでしょう。子どもたちが朝礼台にドッと押し寄せ、その朝礼台が動いてしまうほどでした。
そして生徒ひとり1本ずつ植える姿は実に楽しそうでした。
協力員が前準備と植えた後にワラを敷いての仕上げ作業。
みんなの満足そうな顔がとても印象的でした。
(協力員がワラを敷いてワラ縄で飛ばないように縄掛け作業をしまいした。)
これから10年20年とどんな生長をしていくのか、本当に楽しみです。
(記念の立て札が立ちました。)
手前には低木、後ろに高木、40種以上の土地に合った木を組み合わせてあります。