エコ体験隊 大久保農園
2008.09.07
大久保農園
(畝を作り終わってホッとした頃は、ほぼ暗くなっていました。きれいに畝が出来るとかなり自己満足。見えないか。)
9月7日(日)、豊島区清掃環境課で募集した20名くらいの「エコ体験隊」が大久保農園にダイコンを植に来ます。
小学生とその親たちです。
立教大学の阿部ゼミ、萩原ゼミのテーマは「持続可能な社会」を目ざした環境教育です。
今や、地球温暖化や環境問題に対しての取り組みは当たり前のことのようですが、実際に積極的な行動している人たちは少ない。
きれいな水、美しい緑を見て誰もが良いと思うのに、それに反する行動を便利さから普通にしているのが現状です。
だからこそ若いときから体験をすることが大切です。
なんて・・・分かっているけど実際にはしていない。
でも、エコ体験隊の中から農業の再生を志す人が出てくるかもやしれず。
八百屋さんは困るけど、日本中に土地が余っているからみんなで野菜を作ったら、食料自給率や緑化なんて簡単に解決するのに・・・。
エコ体験隊が作るダイコンを原価計算したら人件費交通費抜きで44円になった。ビジネスにはならない。ここが問題点。
ずっと雨でほとんど種まき準備が出来ていなかったので、6日畝作りに行ってきました。
もう6時を過ぎると結構暗くなってきます。秋です。
僅かな夕焼けのもと、大久保農園前の畑で仲の良いおばさんといつも通り“コミニュケーション”をしました。
今日はまだ早いけどと言いながらゴマを収穫していました。
おばさんは午後になるといつも微熱が出て身体がだるいんだよと言いながらも、少しずつトウモロコシ、サトイモ、キャベツ、ネギ、スイカ等何でも栽培しています。
ご主人が一昨年なくなって、男手がいりゃ何でもできるのに・・・と愚痴を言います。
「おばさん、都会の人から見れば毎日仕事があって幸せそうだよ!」
というと、
「くれるものがあるし、そうかもしんね~な」と答える。
ヒグラシがもう鳴かなくなって、ツクツクボウシばかり鳴いています。
池袋西口はジャズフェスティバル。
ここは日が暮れるとコオロギの合唱。(i)