富士山です
2008.08.23
その他
何日もブログを空けてしまいました。
私的なことを書きます。
富士山に登ってきました。
富士登山は3回目です。
25年くらい前、子どもが3歳の時、頂上は目ざさず登れる所まで登ろうと一番近い八合目まで登りました。それから5年後家族で頂上を目ざしましたが高山病なった妻を八合目に置いて初登頂。
今回は妻のリベンジ登山でした。結果は混成チーム4人全員頂上に行けたのですが、もう大変。
標準登頂時間6時間を9時間かけ(八合目で宿泊)、下り3時間を4時間30分かかりました。
妻は毎朝ウォーキングをして訓練していたのに、1時間も歩かないうちから苦しくなってしまいました。
登りが急になると10メートルごとに一休みしないと苦しくて歩けなくなります。体力もさることながらまた高山病が危惧されました。結果的にはゆっくり登れたので高山病一歩手前でセーフだったのでしょう。
おかげで私は大変。荷物も持たされ、叱咤激励し(叱咤はできるわけありませんけど)、引っ張りながら何とか頂上まで奇跡的に辿り着いたのが事実です。
(霧が出て日の出は見られず。霧が薄くなった時の写真)
でも念願の登頂成功に嬉しさと満足感はひとしおのようでした。
八合目の山小屋から2時間で登るところを4時間かかったため、山頂でのご来光は叶いませんでしたが9合目くらいでご来光。
日の出時にちょうど霧がかかり、ちょっと残念でしたけど。
簡単に登れる人が多いのに、体質や調子の善し悪しもあり、リタイアする人も多いし、山頂の明け方気温は0度だから半端な気持ちでは登れないのも事実です。
山小屋で私の隣に寝ていた若い人は、寝ながら気持ち悪くなり吐いてしまいました。小学生くらいの子どもを正に叱咤激励し何とか登らせようと頑張る親もいました。これは以外とトラウマになるんですよと山小屋の人は言っていました。
下山では女子高校生くらいのグループの一人が靴を両足とも底をすっぽり剥がしてしまい、ガムテープで押さえながら横向きに降りていました。タオルで押さえろと渡したり、布ガムテープ(念のため持っていきました)でまき直したりしましたが、それ以上のことはやってあげられず可愛そうでした。火山石がゴロゴロしているところをまさか裸足では絶対に無理。
(下山道の須走。ブルドーザーが登る道で平らだが勾配がきつく足には結構負担がかかる。)
五合目付近ではこれから勇んで登ろうとする元気な人と、グッタリしながら下山する人の対比を見ながら、人って何で登るのか初歩的疑問を感じていました。
まあ達成感でしょうし、上から見る景色に感激するんですよね。
私は決して山登りが好きな方ではありません。
畑の方がずっと好きですので。
明日の畑は雨のようですが、ダイコンの種まきを開始します。(i)