ツタと取り組んで3年。
2008.04.27
環境の緑化と美化
ツタを抜かれて少し考えさせられてしまいました。
立教のツタを池袋のあちこちに植えて、壁面緑化、まちづくりと記念樹の意味合いも込めて、今社会人2年目の吉田君をリーダーとしてはじめたのが05年6月から。
些細ではあるが、環境をテーマにしている阿部ゼミはCO2削減も考えていました。
立教大学の管理課に阿部ゼミの学生がツタの苗作りからお願いしました。
立教祭で各サークルに土に帰るエコ容器を使ってもらい、その容器にツタの苗を植えました。
そして05年11月27日に池袋西口公園の倉庫壁面に這わせるためにツタ苗を植えました。その時のイベントが最初の写真です。
ゼファーから豊島区にお願いして立派な花壇を作ってもらいました。
いろいろな方々、関係者のお力を借りてツタ事業が始まったわけです。
それが上の写真のように07年7月には見事に生長しました。
今年はほぼ壁面を埋めることと思われます。
この写真を撮った同じ日にメトロ排気塔のツタはまだ植えたばかりであまり伸びていません。(上の写真)
でもこれがそのまま育っていれば、今年は排気塔の1/3くらいは埋めていたと思います。
それが3回も抜かれたわけで、また苗作りからはじめ、来年振り出しに戻ってしまいます。何とも情けない話しです。
花の種なら買って植え直せばいいのだが、このツタはそうはいかない。意味がなくなってしまう。
何度も抜いた犯人に手間がかかっていることを伝えたい。
あまりにもこころが寂し過ぎる。
(ノースポールだけになってしまった今の状態。花に囲まれ、花の中に柵をしてあるし、抜かれることを警戒して苗を網の中に植えたのに、これを抜くのは相当な者だ。しかも全部持って行ってしまう。)
経過
●05年11月27日 西口公園にツタを植える。
●07年3月22日 メトロ排気塔にツタを植える。
●07年5月23日 3月に植えた苗から芽が出ず、新しい苗に植え替える。
●07年8月11日 まだ排気塔の工事中で職人がいるにもかかわらず、
1メートルくらいまで伸びたツタを剥がし、
根から抜いて持ち去られる。中年女性が犯人。
●07年8月16日 5本抜かれ3本残っていたのだが、
これも全部抜かれてしまった。
●07年10月15日 再びツタの苗を植える。
●07年11月6日 ツタの苗を全部抜かれてしまった。
●08年3月24日 同じ場所に4回目の苗を植える。
●08年4月23日頃 全部抜かれる。
(阿部治教授も学生と一緒にツタを植えたのですが・・・)