大久保農園報告 1月20日
2008.01.21
その他
長らく待たされたユンボがやっと来てくれました。
竹の繁殖力は旺盛で、どんどん広がり樹木を枯らしてしまいます。
70坪の畑から1000坪の畑になるまでは、竹、桑の木(強くて丈夫で燃えない)、雑草との闘いでした。
でも竹や樹木を切るのはコツコツやれば比較的簡単です。出来ないのは根の掘り起こしです。檜の根を何本か掘り起こしましたが、シャベルとノコギリでは一日かかっても出来ません。北海道を開拓した人たちっていかに大変だったのか、分かるような気になります。
そこにユンボが来るとお見事としか言いようもなく、すごい、すごいの感嘆です。
根っ子をボコボコ抜き去ります。
竹林と畑の間をO氏が1年がかりで整備しました。ここに果樹と記念樹を植えるためです。でも竹の根がある限りすぐ竹に覆われてしまいます。そこで根掘りと溝切りをしてもらいました。写真で竹の地下茎が切断されているのがよく分かりますよね。竹は地表50センチまでの間に地下茎を伸ばし、かなりのスピードで広がります。
これで畑側に竹は伸びなくなります。
タケノコは本当に美味しいし、竹の利用価値もかなりありますが、実際は結構悪者扱いなんです。
この日は畑側に植わっていた桜の記念樹も溝側に移植しました。移植で枯れてしまう可能性もありますが、竹にやられるよりいい。もしダメになったらごめんなさい。私が責任を持って植え替えます。
畑作業はダイコンを全部抜き、耕耘しました。今回のダイコンはちょっともったいなかったですね。まだ食べられるダイコンがたくさんあったのですが、長く置いておくと当然スが入るし寒さで凍みてしまうし、差し上げられる状態ではありません。ダイコンの墓場という感じです。
でも、2月末からはじまるジャガイモ植の準備を早くしなければならず、苦土石灰や土壌改良材を撒き耕耘しました。
ユンボ、ダイコン抜き、干し、沢庵づくり、耕耘、竹燃やし、ブドウ棚作りと参加者フル活動した一日でした。(6名参加。他業者2名)
作業は真っ暗になるまで続きました。業者の人もみなさんも本当にお疲れ様でした。夜から雪の予報で満月のおぼろ月夜でした。
中央下に少し光っているのは電気を付けて作業するユンボです。